2021-08-23 農学部環境資源科学科 高田秀重?水川薫子研究室「マイクロプラスチック(1)」
ペットボトルの蓋や、おもちゃのかけらみたいなもの、身近でよく見るものばかりだけど、これは全部、海で見つかった#プラスチックごみ !
今日は、#農工大 #農学部 #環境資源科学科 高田秀重教授?水川薫子助教の研究室を見学に来たワン。
高田先生は、#マイクロプラスチック の海洋汚染問題の第一人者。
人の活動による環境汚染の実態、挙動、起源を調べる色々な研究をしているワン。
高田先生に見せてもらったマイクロプラスチックは、写真2枚目のもの。
海で見つけた5mm以下の小さな#プラごみ だワン。
海にあるマイクロプラスチックの多くは、みんなが陸で出したプラゴミが、川を通って海に流れ、紫外線や熱で粉々になったもの。
例えばレジ袋だと、1枚で数千個のマイクロプラスチックができると言われているワン。
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小さくなったプラスチックは、お魚や貝などの海の生き物に餌と間違えて食べられちゃうワン。
もし、マイクロプラスチックを食べたお魚が、食卓に上ったら…?
捨てたはずのゴミが、そんな形で帰ってくるなんてイヤだワン!
マイクロプラスチックを食べちゃうと、どうなるのかワン?
プラスチックには、耐久性や持続性を高めるために添加剤がたくさん入っていて、環境ホルモンとして人体に影響があるものも使われているワン。
それに、有害化学物質をくっつける性質があるので、周りの海水のなかから、PCBなどの毒を拾ってしまうワン。
プラスチックが体の中に入ると、何か有害化学物質が溶け出してくるかもしれない…怖いワン。
高田先生のグループは、汚染物質の起源を定量的に明らかにする研究もしているワン。
写真3枚目で、学生さんが調べているのは、道路排水。
プラスチックを判別する機能が付いた顕微鏡を使って、どんな種類のマイクロプラスチックがいくつ入っているか見ているワン。
雨が降ると道路から流れる排水にも、プラスチックが入っているなんて、なんだかショックだワン。
写真4枚目は、汚染物質を調べる機械だワン。
ハッケンコウケンのすぐ隣の小さな四角い箱、なんと600度くらいまで熱くなるんだワン。
ここで試料を燃やして、調べるんだワン。
写真5枚目は、プラスチックの種類がわかるデータ。ムール貝に発泡スチロールが入っているのが分かったそうだワン。
海の生き物への影響について調べる研究も見せてもらったので、来週紹介するワン!
#ハッケンコウケンの研究探訪 #SDGs #海 #海洋汚染
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- 農学部環境資源科学科
- 農学部環境資源科学科 高田秀重教授 研究者情報
- 農学部環境資源科学科 水川薫子助教 研究者情報
- 農学部環境資源科学科 高田秀重教授?水川薫子助教 研究室ウェブサイト
- 「農工大プラスチック削減5Rキャンパス」活動宣言
- 平成30年度 融合研究支援制度(TAMAGO):「マイクロプラスチック総合科学研究チーム」農学と?学の融合によるマイクロプラスチック汚染の総合的解決
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